AI化、価値観が多様化していく社会に必要な力は、心情を察する『汲み取り力』と、自分の頭で考え実行する『自分力』

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「AI化の時代、人の働き方はどう変化していくのか?」

AIや技術の進化に伴い仕事が消えていく、ロボットに仕事が奪われる……、そんな話しを聴くようになり久しいですよね。

これから、社会はどうなっていくのだろう?働き方はどう変わるのだろう?自分の仕事は大丈夫なのか?

そんなことを、あなたも一度は考えたことはあるかもしれませんね。また、考え方や価値観も多様化してきています。

このテーマは、冒頭の感じだと悲観的に捉えられた感じが否めませんが、一方で技術革新による良い面も当然あるわけですよね。

どういった例があるかは、検索して調べればいくらでも出てくるので、そこはGoogle先生にお任せするとして、これから私が伝えることは“答え”ではなく、「こういう社会を実現していきたい」「こうなったらいいな〜」という、私なりの希望についてです。

現場の状況と人の心情を察する《汲み取り力》

たまに子ども達の教育の現場に触れる機会があるのですが、そんなときに強く思うのが、『人の心や情緒を育むのは、同じく人しかいない』ということです。

幼い子ども達は、自分が「こう思う」「ああしたい」「こうしたい」という気持ちを、自分の言葉でしっかりと伝えるのが難しかったりします。自分の気持ちをしっかりと伝えるのも、それなりに技術がいりますしね。

自分の感情を表現する子ども
子どもたちは言葉で伝えきれないそんなもどかしさを、その分、笑ったり泣いたり怒ったり叫んだりと、声や表情、体をめいっぱい使って感情豊かに喜怒哀楽を表現します。

周りの大人達は、そんな子ども達を観て、可能な限りその気持ちを察して、“汲み取ろう”として接しています。

この気持ちを察して“汲み取ろう”とする力のことを、《汲み取り力》とします。自分の気持ちを上手に言葉に出来ない子ども達と接していくには、この心情を察する《汲み取り力》が必要になると思います。

職場で働く大人の場合でも、この《汲み取り力》を発揮する場面はあります。

例えば職場に新しい新人が入ってきました。この入って間もない新人は、仕事のやり方を覚えるので精一杯です。

新人は、仕事のやり方を覚えるので精一杯
まだ仕事に慣れていない分、自分がどう考え、どう動けば良いのか?試し試し状態。

自分がやっていることがはたして正しいのか?それすら自信がない。そんな不安に駆られ動きも鈍くなる……。

そういうとき、先輩や上司が見かねて「こうしたらどう?」「こう考えてみてはどう?」といったアドバイスをする。

子どもの教育の場でも、大人の教育の現場でも発揮されるこの《汲み取り力》。この力こそがロボットには難しく、血の通う人間ならではの素晴らしい力なのではないでしょうか。

先ほどの『人の心や情緒を育むのは、同じく人しかいない』、そして『根底にある悩みは、同じく人にしか解決出来ない』そう思うのです。

現代は常時、スマホやSNSやらで、人と人がコミュニケーションをとることには事欠かない、とても便利な時代です。

ですが、実際のところは上辺だけの表面的なやりとりが中心で、本当のコミュニケーションは不足している……という、とても矛盾した日常をおくっているという人は少なくないのではないでしょうか。

コミュニケーションが不足している
その原因の一つとして、現代人はやることが多く忙しすぎる。あまりに忙しすぎて自分のことで精一杯。多忙なため、社会全体的に人の心や情緒を育む機会が希薄になっていると思います。

しっかりと自分の人生についても考えたい……けども、そんなまとまった時間も余裕も無い。例えあったとしても、現代は価値観が多様化し、何を軸にして良いのか方向性が定まらず、この先どうしたら良いのか迷ってしまう……そんな人も多いのではないでしょうか。

(でも、ほんとのほんとのところは、自分の本当の気持ち然り、他人との付き合いも、向き合うと不都合な面が出てくるから……かも?しれませんけどね)

一説によると、現代人の集中力は金魚よりも少ないとか。

AI化が進み、ロボットに仕事が奪われる、仕事が無くなる……。

確かにAI化が進むと、そういった側面はあるでしょうが、その反面、忙しさから解放され、人間はより人間らしい、人間が得意とすることに、労力と時間を集中して使うことが出来るようになるのではないか。

であれば、より情緒に溢れた人間らしい豊かな働き方が出来るのではないか。

AI化時代には、ロボットには難しい人間ならではの“心情を察する”といった、細やかな力が必要となるのではないでしょうか。

考えられないような悲惨なニュースを目にすることが多いのも事実ですが、私はAI化時代にそんな希望や期待を持っています。

ただ、人と人との触れ合いが近くなればなるほど、その分、摩擦も起きますし擦り合わせが大切になるでしょう。

AI化時代は、今以上に相手への理解と敬意、尊重、礼儀といった“作法”が大事で、そして状況を察する《汲み取り力》が必要になってくると思います。

AI化時代は、今以上に相手への理解と敬意、尊重、礼儀といった“作法”が大事なのではないか
この《汲み取り力》が上がってくると、「マニュアルではこうだから」という一辺倒な考え方ではなく、「マニュアルではこうだが、この場合はこうしよう」と、機転を利かせた柔軟な発想や独創性も磨かれていくと考えています。

この機転を利かせた柔軟な発想や独創性こそ、ロボットには難しいところで、人間の能力が発揮されるところです。

自分の頭で考え、自分なりの答えを出して動く『自分力』

これからの時代、人の考え方も価値観も、ますます多様化してくるでしょうから、全員に「コレが答えです!」という一辺倒な主張は古くて息苦しく、当てはまらなくなるでしょう。

私にとってはコレが答えだが、あなたにとっては違う、また逆も然り……といった感じで、“答えも人それぞれ”になるでしょう。(本来はもともとそうなんですけどね)

自分の気持ちは自分にしかわからない訳ですから、自分の答えは自分の中にしかありません。

昨今、働き方が注目されていますが、それ以前に、自分にあった生活スタイル自体みんな違う訳です。性別、年代、結婚してるしてない、子どもがいるいない、家族に介護する人がいるいない……

もっと言えば仕事が捗る傾向も人によって、朝型、昼型、夕型、夜型と違いますし、得意とする才能もタイプも、人と人との相性もみんな違う。

みんなそれぞれ違うのに、違って当然なのに、同じように型に嵌めたロールモデルを押し付けられるから、現代人は苦しくなるのではないでしょうか。

自分らしい生き方をしていくためには、やはり自分なりの答えを自分なりに考えて計画を立て実行する力を、鍛えていく必要があります。これを『自分力』とします。

自分なりに考えて計画を立て実行する
この『自分力』を鍛えていくことは誰にでも出来ますが、いざ実行していくとなると、それなりに覚悟や勇気が必要になってきます。ここがまさにゼロからイチにしていく、ゼロイチの世界。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」ではありませんが、みんなと一緒であれば怖くなかったのが、自分一人になると、とたんに怖じ気づいてしまうかもしれません。

ですが、この『自分力』を鍛え実行していくことにより、ますます考え方や価値観が多様化されていくこれからの社会で、自分なりの理想を実現し、自分なりの幸せを形成し、新たなコミュニティを築いていけるのではないでしょうか。

そこに、これからのAI化、多様化する時代の幸せのカタチがあるのかもしれない。

そして、それをカタチにしていくのに必要な力は、現場の状況や人の心情を察する『汲み取り力』と、自分の頭で考え自分なりの答えを出し実行する『自分力』にあるのではないでしょうか。

本日もお読み頂き、ありがとうございました。

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